半格斎のお気に入りの歌一覧
歌織凛
花野にて千の朝焼け見送りて生きゆくための言の葉紡ぐ
10
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飯田彩乃
「勘違いで生まれたけれどまあまあの星だよここは、アイスもあるし」
1
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浅草大将
明け初めて交はす一夜の夏ごろも薄き情けに秋風ぞ立つ
21
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三沢左右
夏果てつ 飽き足り顔に道端の骸の蝉は我を睨めり
21
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歌織凛
別れても鏡の前でレッスンする憂い隠して ただルージュひき
6
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ゆべし
透き通れ夏の火照りを冷ます風サイダーの粒脳で弾けた
2
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葉月きらら☆
夜を照らす月になれたら遠くから見守ることもできるだろうに
13
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トーヤ
目に見えぬスイッチどこかで踏んだかな?真っ青な空真っ黒になり
6
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ほたる
何もかも溶かした夏が沈む頃わたしに残るひと粒の種
21
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舞
君の見る月は知らねど 同じ色同じかたちの月眺めたく
9
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浅草大将
夕されど宿れる露のまれびとを花にもてなす野辺の秋草
16
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浅草大将
差しのぼる月にぞ覚めよ一時を野にうたたねの秋の草花
15
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浅草大将
池の面に映る篝のさゆらぎに月待つこころしばし忘るる
10
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弦跳
我が心 言の葉にせり とて良う見れば祖父の律詩にさも似たり吾歌
15
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浅草大将
長らふる人に命をうつせみのからだにもなほ甲斐のあるらむ
14
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芳立
慈しみ悲しむといふこころ根の思ひあがりは末に通らず
15
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白亜
闇のなか いびつな月の傾きは 満ちざる故の 不安の輝き
5
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飯田彩乃
「サイダーを鼻から飲んでくれたならいっしょに海に行ってもいいけど」
5
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平 美盛
月齢の 満ちたる夜は 我が身体 不死身となりて 月に遠吠え
11
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たんぽぽすずめ。
怒鳴られしインコは我の指先に孤独を残す如く噛み切る
15
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