藤久崇のお気に入りの歌一覧
舞
チョコレート選ぶ乙女子まなざしに誰をうかべる頬美しく
20
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詠み人知らず
恋忘るる貝や草やを守りとすロマンティストの万葉人かな
21
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うさぎ
(行かないで)ゆっくり落ちた踏み切りはもう駄目みたい 完完完完
10
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光源氏
君待てど時は過ぎゆく忘れ草後の逢瀬はわびしきものを
24
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光源氏
果てもなき時の流れに涙して花は花なれ人も人なれ
44
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光源氏
君を待つ春のなごりのまどろみに散りゆく花の心あらなも
44
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光源氏
身をこがす螢はやがて消ゆるともほのかに殘るみちしるべかな
55
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光源氏
身をまかす時の流れのうつろひにたれや知るらむ深き想ひを
175
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光源氏
幾年か芽生ゆる戀にみだれをり風吹きしきる花の衣に
25
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絮谷新
寂として霙まじりの日照雨かなさはれ一刻夢のごとしも
25
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コーヤ
森中が目覚めはじめて新芽吹く優しい音で春が伝わる
26
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己利善慮鬼
恋続く沈黙の城の地下牢に冷たき鉄と群青の罪
9
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河のほとり
憧るるこころの果ては澄みわたる空よりほかのなぐさめもなし
23
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絮谷新
切通し雉子の聲の嗄ればみて昃る刻に緑しづもる
23
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灰色猫
まだ冷たい春の夜風に吹かれては命を落とす儚き椿
27
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灰色猫
何もかも自分を傷つけないものを集めて君の世界にしなよ
20
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灰色猫
正統な主の前にひざまずき生贄となるこの喜びよ
17
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灰色猫
夢ばかり見ていたぼくの春の陽がうすらと壊す残雪の白
29
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夢士
外はひゅー風のなく夜に居酒屋で一人静かに春の香を食む
25
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虹と星
うんと濃く苦いのくださいじんせいのほのかな甘さを知りたくて
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