半格斎のお気に入りの歌一覧
舞
名月を隠す群雲それさえも更け行く秋の色に染まりて
9
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舞
悠然と老いた農夫が田をめぐる空高くして秋稔りゆく
7
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詠み人知らず
一月ぶり花屋に出かけ買ったのは元気のでる色オレンジコスモス
22
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恣翁
月光を 幽く映す 萩の露 その煌めきに 秋風を知る
30
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芳立
空の色かはるとまでに秋の月ひとりながめて照るぞかなしき
16
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粕春大君
風に折れ雨に濡てど葦原の瑞穂の国ぞ今日芽吹くなり
28
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まるたまる
片脚で立って曖昧の上にいるもう片方をどっちに置こうか
15
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まるたまる
覗けない君の心をいいように妄想すればなんだか愉快
21
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まるたまる
心などいらないと思う夜もあり真心に泣く朝もまたある
31
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山桃
草薙の君踏み込みし深野より今し炎と立つ秋茜
14
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笑能子
傲慢の庭何者も生み出さず只ゆらゆらと陽炎の中
5
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舞
名も知らぬ小いさき花にも命あり耳をすませば歌が聞こえる
10
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みづ子
「はじめての女」になれないならせめて「最後の女」となれますように
13
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四季野 遊
なかなかに掛け掛けし事はなかりせど仄か時めく夜半の月影
6
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はなはな
大阪の 親しく気軽に声掛ける 気遣う優しさ安心させる
9
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山桃
あかねさす紫の外赤の外ゆきし人かも夢にも逢へず
15
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歌織凛
花野にて千の朝焼け見送りて生きゆくための言の葉紡ぐ
10
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飯田彩乃
「勘違いで生まれたけれどまあまあの星だよここは、アイスもあるし」
1
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浅草大将
明け初めて交はす一夜の夏ごろも薄き情けに秋風ぞ立つ
21
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三沢左右
夏果てつ 飽き足り顔に道端の骸の蝉は我を睨めり
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