ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
秋日好
五十万ヘーベと広い苗木屋で欲しいまま選ぶ冥利と責任
9
もっと見る
舞
逝くひとの思い出などの幾つかを偲びて通夜の冷やコップ酒
12
もっと見る
KEN
あきざくら 蜘蛛編む絲に あきの雨 結ひのあまつゆ 花にじむ色
19
もっと見る
詠み人知らず
幼子を 前に後ろに乗せて 漕ぐ重さを 幸と思へぬ現役
15
もっと見る
石川順一
長ズボン長袖来ても蚊に刺され軍手を忘れた後悔がある
17
もっと見る
横井 信
草むらに隠されている蜘蛛の巣にしずくが光る朝靄の街
13
もっと見る
夢士
ふと気づく虫の音も無く神無月一人居の部屋パソコンのファン
10
もっと見る
滝川昌之
塩害を嘆く農夫が顎で指す傷んだ廃棄野菜の小山
28
もっと見る
詠み人知らず
日野川を登りて深き里山に曇華朱朱染めて秋ゆく
17
もっと見る
秋日好
「私には貴方の想いが見えないの」心の割れていく瞬間に
17
もっと見る
夢士
夏ゆきて秋を飛び越え肌寒や木々も寒しと葉を落としをり
10
もっと見る
ぽじ
秋雨のペトリコールが香り立ちヘッドライトにうつる雨粒
7
もっと見る
可不可
お説教 ひとり二人うづくまる 女子が多いか 過呼吸連鎖
9
もっと見る
西村 由佳里
先生を本読みながら待っている少し硬めのベッドの上で
6
もっと見る
しずく☆・.…。
秋黴雨その間を縫って山行けば籠もる霞に翠が薫る
23
もっと見る
コタロー
カラフルな花壇の花をひとつづつ巡り巡つて飛びたる秋蝶
11
もっと見る
千葉 甫
シェーバーの電池のきれて剃り残る髭のまんまの顔の半日
7
もっと見る
コタロー
玄關の扉開ければ守宮居てちよんと觸れば慌てて逃げる
7
もっと見る
falcon
あき闌けて並木の木々の影長く家路をたどる夕映えの道
10
もっと見る
つちだゆういち
拾われた時計は母と旅に出て七つの海を空飛び巡る
14
もっと見る
[1]
<<
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
>>
[137]