幸子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
病にて職退かざるを得なかった八年の無念今も燻る
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falcon
夕映えに染まる運河の金の波汚れちまった水は見えない
9
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吉野 鮎
何處にやキミ彷徨へる音絶へて天の川邊に待宵の花
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へし切
独り身は頼るもやらず頭痛かな眠れぬ夜を過ごす悲しみ
17
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コタロー
しとど降る雨に泳ぎし錦鯉華やぐ色を己は知らず
13
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コタロー
濡れそぼつ雨に咲きたる七變化褪せた白色うつつに殘し
8
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滝川昌之
拭う汗 手押し車の労働者 袖口に染む美しき汗
17
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ななかまど
千枚の棚田に束の光り降る草刈る人の動くあぜ道
8
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可不可
遅ればせ梅雨空うらむ紫陽花の徑に二人の傘ひとつ濡れ
8
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滝川昌之
紫陽花の雨季に捧げた色は褪せなおも気高く魅せる強さよ
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可不可
今宵また死に損なふか 充電中 スマホに点る蛍火ひとつ
9
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コタロー
誘はれて見やう見まねの盆踊リズムに乘れば體も動く
9
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コタロー
踊り切りほんのり汗が滲む頃冷んやりしたる氷を舐める
9
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コタロー
晝飯の蓋を開ければ鰻重で口中とろりホクホク旨し
4
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コタロー
盆踊太鼓を叩く若男桴の捌きに音色が彈む
8
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聴雨
久方の東雲迎へ彼の人にけふと云ふ日は来たであらうか
11
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聴雨
真つ暗な窓に森より鳥の音のさやかにともりつたへし朝
7
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聴雨
食べられる雨止んだよの声掛けにふと眼差しに心映して
6
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舞
グランドに入るに礼して出るもまた頚まだ優しイガグリ頭
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詠み人知らず
キンドルで試し読みして別れ道右は図書館左これにて
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