紫乃のお気に入りの歌一覧
逢
夕焼けと曖昧な私 I my me 染まりつかれてまた明日が来る
4
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逢
さよならの色した夕陽に染められて「僕ら」はきっと「僕」になるんだ
11
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逢
「またね」って約束できる明日があり それを僕らは青春という
9
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逢
秋風とすれちがったら 少しだけ冬の匂いが溶けこんでいた
6
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村木美月
漆黒の翼が生える朝焼けに向かって走る慟哭のとき
11
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聴雨
うす紅をさしたる白き手をのべて紫紺の花は月に憧る
8
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聴雨
立ちのぼる命はかなき初霜の夢幻のごとき透明な白
14
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たんぽぽすずめ。
優しさと強さを持って生きてれば君を失う雨は無かった
24
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たんぽぽすずめ。
十年間放置をされて優しさを誰かに求め君も忘れた
11
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たんぽぽすずめ。
寒いねに寒いと零す白息の君が居るから温かき冬
15
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光源氏
風の聲聞けど心は散りみだる青野が原にすさぶ夕月
7
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舞
枯れ葉舞うけやき並木の木漏れ日が二人の影を優しく映す
12
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光源氏
うつりゆく花の命をしのぶれどわびしく泥む冬のたそかれ
20
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芳立
違はじとおぼえしものを冬の夜はわが身ひとつの月とみるかな
7
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詠み人知らず
紙パックジュースにもちゃんと いただきます言う子が隣にいる中央線
23
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キタハラ
少女らの黒いローファーきらきらとまだ悲しみは知らなくて良い
31
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聴雨
たんぽぽの綿毛はそっと舞ひ戻り君のひと色添ふるうたのわ
21
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羽
靴音を響かせていく夜のみち世界をめぐる船をさがしに
22
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浅草大将
百千鳥あつめてここによろづ葉のむかし心ぞいまに偲はゆ
21
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垂々
一本の人差し指がくれる愛 二千の拍手に感謝いたします。
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