灰色猫のお気に入りの歌一覧
夢士
金箔の寺院を包む雪景色きょうの一枚手に取り眺む
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もみじ
車窓からま白き富士の見えてくる春浅き日の二子玉川
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ラベンダー
まだ寒き 日々続けども 少しずつ 日は高くなり 気持ち春めく
20
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詠み人知らず
日向咲く見目麗しき花よりも日影の花のけな気さが好き
27
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石川順一
壊れたるセンサーライトは直されて屋根の雪まだ落ちて来るかな
13
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絮谷新
ひと買ひが小人をさらひに来る夜の真空管は仄かに明かし
21
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inosann
「楽にして辛いときには逃げなさい」相談室にてカウンセラー言う
26
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まあさ
寒の内 静かな朝の 洗面所 鏡は広く きちんと四角
22
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ももンが
「動くならこの手で絞めて殺すのに」血へどと吐いた手錠の鍵よ
5
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万陽
ミルク垂る 心の闇を消すように漆黒の珈琲白へ染めゆく
12
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inosann
祖父の死に兄を重んずる反発が後悔の念に変わりし 記憶
16
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詠み人知らず
雪ふりて覆い尽くされなほ残るもののすがたの白きふくらみ
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石川順一
切り抜きは間違えました応募券初日の出前は思ひため込み
16
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千映
もっともと幸せになる方法を模索してみる残りの人生
17
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千映
食事時形態模写で笑わせる面白きかな娘の吾は
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詠み人知らず
企業アカ 芸人まねて咆哮す 商品宣伝おもしろおかしく
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詠み人知らず
うたのわでアニ友得たり同じ趣味激萌え語りをしましょうぞ
13
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詠み人知らず
心根の優しくあれこそあたたかき言の葉持ちて語らへけれ
17
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詠み人知らず
何もなく終えらるる日々ありがたし 大切な命感謝して生く
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詠み人知らず
焦らない 楽しみながら進んでく 古語は逃げない待っててくれる
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