詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
林林
「引き菓子は私が作る」法事への光ひとすじ少女の瞳
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灰色猫
不条理な この世界を 変えたくて 幼き罪を 犯してしまう
14
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灰色猫
弔いの 花束いつも 揺れている 徒歩一分の コンビニの角
18
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灰色猫
吉凶を占うために海亀の甲羅を焼いて天に伺う
6
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灰色猫
哀しみを 綺麗な波紋に 変えたくて コバルトブルーの 海を泳いだ
19
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鰹鯨
詠み初め春も久しくなりぬれど 季の変わりにもなお雨は降り
7
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野々花
気が付けば想い出の中浸っては昨日のように恋歌詠う
19
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鰹鯨
初夏の晴れ そよ風揺れる藤棚に 先行く子らの背を見つめ笑む
7
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夢士
足滑り受け身取れずにズデンドウ肋骨折りて歌詠み忘る
16
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詠み人知らず
だんだんと薄ぅくなって消えてゆく毛髪じゃなく人そのものが
14
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リクシアナ
花曇り紅を緩めて七分咲き皐月の風に揺れる花影
13
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舞雪
少女から女性に変わる瞬間の煌めきを見た人はいますか
9
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舞雪
旅立った君の命は星になりいつかの夏に飛び交う蛍
11
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灰色猫
なにゆえに 歌を歌うか 今一度 桜に触れて 問いかけてみる
14
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舞
吾を負う母の背中の帰るたび小さくなるを胸の傷みて
18
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芳立
炭酸をらつぱ飲みする街かどに風は薫りて夏は来にけり
12
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あふひ*・○・*
皐月空寄り集まった子供達はシャボンを追って跳ぶわ跳ねるわ
17
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コーヤ
心地よいそよ吹く風に蒲公英の種は気ままに空中散歩
18
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コーヤ
花房の香り満ちたる藤棚に羽音せわしくミツバチが飛ぶ
17
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灰色猫
ぼんやりと真昼の月を眺めてた なぜ僕は今涙してるんだろう
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