守乃みさと.のお気に入りの歌一覧
矢車菊
花は咲く 思い出しつつ忘れゆく何かを追って また散ってゆく
15
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へし切
降り濡つ春の長雨の恋しぐれ思ふ涙に袖ぬらしつる
18
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夢士
ビニールの傘を背に立てチンドンと寒さこらえてピエロの笑顔
16
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ながさき
人のため 社会のために 申すなり 「知恩・報恩 なかるべしや」、と
14
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風花
永遠に流れる時を腕に巻く時計のベルトはとわのシンボル
17
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夢士
降りしきる雨に打たれしクレマチス雨音だけの二人の世界
13
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舞
寂し街遊郭跡とあだ花を語る老女の酒注ぐ指
12
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あまおう
囚われの雨に貴女を想うとき 泥濘さえも 美しいから
21
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あまおう
ぐだぐたの雨には部屋を掃除して うたの欠片の あとかたづけです。
19
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あまおう
眠りから覚めたらベッドの片側で トースターでも パンは片側
16
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あまおう
二度寝して夢の続きがあるのなら うなされたって きみが出てこい
23
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あまおう
無機質な部屋へ ようこそ同居人 きみの名で呼ぶ サンデリアーナ
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詠み人知らず
春風にひらりスカート揺れていて若い娘は少女の如く
5
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詠み人知らず
去り際に好きだったよと呟いて二人の仲は終わりを告げる
4
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詠み人知らず
アルコール度数の低いお酒でも下戸の私にゃ立派な毒さ
4
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詠み人知らず
シャンプーか香水みたいに良い香りエレベーターで空想楽し
3
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へし切
夢と咲き夢と散りゆく桜花過ぎゆく春の名残り惜しみて
24
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へし切
生きたいと思ふて生きる歳でなく 死ぬるも嫌と ただ生きている
24
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へし切
地位にあり何を思ふたお殿さま身過ぎ世過ぎに公私を忘る
18
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へし切
ふりみれば想い出ぽろりこぼれくる遥か彼方に故郷の空
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