詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
可不可
女子むれてノッポしかも性格ブス 私を狙ひ撃つか ゼウスよ
7
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みやこうまし
一人居は寂しくあれど自由なるその気楽さは捨てがたきもの
11
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詠み人知らず
火打ち石代わりに 歌う 祖母の思い 無事に旅路を 帰ってきてね と
7
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ななかまど
草生えしままの捨て田や活計跡かすかに残し夏終わる村
8
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朝野沙耶
春の季に身命を賭しつ果てぬれば吾が青春の証左なるかな
10
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西村 由佳里
飛ぶときを待っているようカーテンを挟んだままの洗濯ばさみ
9
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秋日好
別々に眠りこけては起き出して相手の食事を作る毎日
19
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高松 蓮
洗剤の シャボンが誘う つかの間の 夢がさめれば また給湯室
7
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しずく☆・.…。
残すべき 何かを残し 変わりゆく モダンな街は 行き交う人も
23
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バロンマン
学祭で必死に演奏したギター僕等は捧ぐ音楽を君に
16
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煩悩
8月のくせっ毛は雨を予感してる皮膚感覚よりも早くに
12
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蔓葵
みなそこにしづむ鏡の池の面にいつしかうかぶ秋の夜の月
14
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しずく☆・.…。
死に神が 此の世を跋扈 した頃の 思いを現世で 理解は難し
11
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石川順一
ペチュニアがまだ咲いて居る次々と白を継続させる意思力
18
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コタロー
花の香の誘ゐに群れし熊蜂の中に秋蝶ひとつ密吸ふ
16
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コタロー
農夫等の草刈る音は彼方より間近の草むら聞ゆ蟲の音
10
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山崎ふゆ彦
鎌倉のぼんぼり祭り夕暮れて火灯す巫女の白衣緋袴
6
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千百
死に際に 西瓜を求めて 逝った祖母 悪阻に果肉を 啜り思い出す
8
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舞
おろかなる歩みであったと顧みる夜の静寂に時刻む音
14
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ざつ
「そういえば」ついでみたいにあのひとがいなくなったと知った八月
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