詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
咲いたとて実りの季節無いような一緒に居ても淋しいふたり
9
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みやこうまし
年食えば親子揃って老の境 先に死ぬなと子等に願うや
15
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舞
亡き父に託されてある母も病みなすすべもなく吾も老いゆく
20
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葱りんと
かき氷 シロップ括弧 メロン味 レジ横積まれ 夏を売り切れ
12
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詠み人知らず
寄り添ひて慰めたらむ やるせなさ極めて昏るる君が想ひに
16
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へし切
つかのまの 夢と散りゆく花火かな 人もはかなし 恋もはかなし
27
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千映
同級生六百人のまた今年数人黄泉の国に旅立つ
13
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芳立
杜を灼くけふのなごりも払ふかなひと雨ふりて法師蝉なく
9
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カイ
楽しいね笑うあなたは気付かないその楽しさはわたしの我慢
12
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只野ハル
ノンアルなので酔わないがこの頃世界も地球も変だと思う
10
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灰色猫
ひたむきに空を求める向日葵と背伸びしていた思春期の夢
19
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灰色猫
ほうき星ふたり探したあの夏の流れる星に君の名前を
14
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灰色猫
君のない世界もきっと意味があり涙のあとの澄んだ夏空
23
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KEN
雨霧に烟る木隱れつるばみのにほひも失せて鳴く鳥も無く
15
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横井 信
実りゆく緑色したみかん揺れ秋の蝶飛ぶ灰色の空
12
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夢士
言葉では語れぬ思ひ言の葉に託し歌詠み便り送らむ
13
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ひよこ豆
風の吹きもぐらを避ける風車畑にポツンと周り続ける
14
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滝川昌之
満ち潮に河口は海とせめぎ合う淀めば滲む入日浮かべて
24
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詠み人知らず
密かに旅立つ人を悼む時言葉控えて祈りを捧ぐ
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詠み人知らず
傘持たず駐車場まで駆け出せば庄野白雨の旅人思う
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