詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ながさき
はるのひに うぐひすの声 なかりせば いかにもの憂く 淋しかるらむ
20
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詠み人知らず
日本の譽れ高く咲き誇る 櫻を背負ひし赤柴が吠く
10
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松本直哉
夕さればひときは高くジャスミンのかをれる庭を立ちさりかねつ
17
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千映
介護士の母さま逝ったと聞かされて「定命」の意味玄関で説く
13
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千映
日々変化みる庭の花可愛くて感謝と労い愛のシャワーを
15
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秋日好
梅の枝の若葉の陰にちいさな実清冽の青思春期間近
16
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まあさ
仕事着の 夫は日に日に 輝いて 深い傷痕 くすませてゆく
32
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みろく
コンクリのゾウ舎は今も空のまま 像のはな子になりて帰りぬ
28
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び わ
がたごとと電車にゆられサークルへ皆と汗かく太極拳で
7
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舞
日々目覚め日毎にのぞむ朝焼けの日々に新たに吾も新たに
15
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もなこもち
次々と花咲く門の家に住む人はさぞかし美しからむ
10
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リクシアナ
枕灯落とした宿で独り詠む旅の区切りに挿す歌栞
32
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灰色猫
憧れがあまりに遠くある夜はやさしい嘘で眠りに落ちる
31
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まあさ
不規則な 春の雨音 聞きながら 木々の若葉は 大人びてゆく
33
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秋日好
駅からの君と畑から戻る吾ぴったり家の前で合流
22
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ともゆき
気に入りのワイングラスに花挿して この二三日やむなく断酒
26
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詠み人知らず
またやった 後から沁みる 情けなさ 考えたこと 逆が正解
21
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詠み人知らず
髪にすら 触れてもらってもいないのに ときめき弾け 朱に染める頬
20
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詠み人知らず
産油国王子と出会い玉の輿 蓋然性ない夢物語
15
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詠み人知らず
雨をぬるみ 片袖濡るる気にならじ 汝とひとつ傘 春雨をゆく
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