偽嫁のお気に入りの歌一覧
花柊
冷たくて本も読めずに歩き出す春は名のみの昼休みのベンチ
7
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只野ハル
一面の菜の花迷路君の後俯向き歩く紅い靴追い
5
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リンダ
公園のサクラ見上げてこの春も花見の予定たたず迎える
6
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桜園
半額のチーズケーキを携えて誕生日やなとはにかむ夫
27
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桜園
青空をほんのりピンクに染め上げて千本桜の咲き初めし朝
23
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舞
吾が家の明かりに弛む気の張りに思わず溢る憂さまなこから
8
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詠み人知らず
釘さえも焼け残らない火力にも 気力で残る吾の頭蓋
8
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舞
膝をつきビルのフロアの染みを拭くメンテの君よ誇れその汗
9
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舞
古都京都御所に雨降る秋の暮れ寄り添い歩む老い妻と吾れ
4
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舞
カミサンの弁当食べに行くんだと思えば気楽今日も一日
10
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舞
絵馬毎に願い感謝の連なりて朝日に響く柏手の音
7
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三嶋
酒盛りに急ぐ人らを見おろして あなたはさくさく微笑んでいて
13
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りゅう たいせい
今日の日を詠みたいけれど詠めなくて紡ぐ言葉を探しに歩く
7
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横雲
香を纏ふ菜の花の道何処まで訪ね行かむや山の辺の道
5
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夏恋
物憂げな君の瞳が懐かしくほんとに一生逢えぬのかしら
26
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永鹿
世の花は 咲けとて春の 風吹かじ しばし待ちたり 六文の船
3
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あき
ふつふつと腹の中身は煮え立つがひっくり返すちゃぶ台がない
32
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コロ助
料理するあなたの横顏みつめつつ 返すほほえみ私もあなたも
3
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ケンイチ
土曜日の仕事ののちに飲む花は何処かで見たので良いことにする
7
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みやこうまし
梅ヶ枝紅白にじむ花衣重ねて振れり春が来たよと
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