メガネのお気に入りの歌一覧
波江究一
しやぼん玉流れ來る方ふりむけば風やはらかに母と子のあそぶ
7
もっと見る
山本克夫
じいじいはどこにいるのと聞く幼子の笑顔と共に一回忌の席
2
もっと見る
只野ハル
色褪せた 弁当箱を 捨てようと 手に取り 洗い またしまい込む
4
もっと見る
紫苑
髭面に金のチェーンの眼の奥に野良慈しむ微笑みがあり
2
もっと見る
詠み人知らず
その名呼べど応へざりけりこの母の世には一人のわれの母なり
11
もっと見る
只野ハル
観覧車 ひとまわりして 降りるとき 違う世界に 着いたらいいね
192
もっと見る
仁 呼
垂乳根の 母の願ひは 戰にぞ 勝つも負くるも 臨むなかれと
11
もっと見る
板じい
椿立つ 雪の衣は 凍れども 春をゆめみし 紅の雫
4
もっと見る
栞
たくさんの涙が流れた白い頬今日しあわせの雫が光る
15
もっと見る
浅草大将
枯れてなほ色優るとも言の葉は花ありてこそ実をや結ばめ
14
もっと見る
8月24日生まれ
サザンカの燃え立つような赤い花 雪を溶かして春をもたらせ
8
もっと見る
只野ハル
初詣 共に杖つく 両親と 母の手をとり 父に声かけ
3
もっと見る
渡邉はるき
天照らす神も聞くらむ春なりと雲間吹き貫く鶯のこゑ
5
もっと見る
浅草大将
軒端にぞ逢坂山の月凍みて猫の恋路も険しかるらむ
6
もっと見る
武谷有人
ハイボールからりからりと飲みながら静けさに泣く君のいない日
1
もっと見る
只野ハル
雪路を 急ぎ駆け寄る 紅い頬 君の灯りが ともる唐傘
2
もっと見る
由良
綿雲が散りばめられた冬空を眺めているの子猫一匹
4
もっと見る
高橋翁
家族みな眠る吾子見て笑み浮かべ 父似母似と談笑しせり
11
もっと見る
車男
冬枯れの梢に揺れるもみじ葉を柔らかき陽が射して労う
17
もっと見る
仁 呼
紡がれし 花冠と 言の葉は人のかうべに 優しう載りなん
10
もっと見る
[1]
<<
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
>>
[32]