灰色猫のお気に入りの歌一覧
野々花
「桜餅」売り切れ告げる和菓子屋の墨書きの文字まだ濡れており
25
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inosann
毎日の静かな時を感じつつ生きる命のうしろめたさよ
20
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詠み人知らず
饒舌な君のしじまに息を呑み春の嵐に戸惑う心
10
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詠み人知らず
プレミアムフライデーなら上司から聞いてはいたが口だけで終わる
6
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まあさ
鳥たちは 何を語らう にび色の 雲を抱えた 朝の中で
21
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有賀亭小太
世の中はプレミアムフライデー大騒ぎ我プレミアムエブリデーなり
9
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万陽
「痛たたたっ」と 顔をしかめて 足見れば積み木の迷子 主張した朝
16
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舞
寒椿朽だす雨降る如月の優しく濡らせ春待つひとを
15
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松本直哉
なごり雪消えなば摘まむ君がためリナリアの花アネモネの花
15
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inosann
客先の重なる拒絶に心中でドミノの牌が大きく揺らぐ
20
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夕夏
うたかたのゆめつづるらむときのはざまにまたたきひかるほしのよに
8
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千映
平均の寿命を当座の目標に向かって生きる古希の吾かな
19
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石川順一
要項が届き期待が膨らめば期待は直ぐに打ち砕かれる
12
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石川順一
水流で葉裏の黒い虫を取る葉裏の黒い虫はたじろぎ
13
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千映
裾模様さくらの花の咲き乱れほろえば掌溢れるほどに
15
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千映
父様よ 好きな大福お赤飯たまには食むのか黄泉の国でも
15
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千映
君に愛ぶつけてみます思いきり探求したい人間の愛
11
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君丸
時越えて 思いを馳せる この歌が 日を昇らせる 何度なんども
7
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松本直哉
住之江のまつ甲斐のなきひとさへも待たるるここちする侘寝かな
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へし切
老いぬれば心は若くあれぞかし恋に恋ひして人に恋ひして
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