灰色猫のお気に入りの歌一覧
山崎ふゆ彦
ごわごわで端擦り切れた「歎異抄」迷わずに言う棺に入れよと
6
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新座の迷い人
東風吹きて 梅花香し 心地よさ 妻に見せたや この梅花かな
18
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夕夏
たいりくにすみしひとびとしまぐににたなちんはらえといにしえより
4
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山崎ふゆ彦
オーウェルの「1984年」想起するミラー補佐官ロボットの顔
4
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藍子
時折に背筋を伸ばすこの仕草老いでは無いと思いたき我
22
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藍子
自衛隊援護にまわる船があるピースボートは情けなき船
10
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藍子
慰安婦の像さえままにならぬ国国民感情政府にも勝つ
11
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藍子
あの国と国交無くても構わない韓流スター諦めれば良い
11
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藍子
落ちる陽を背中に受けて帰る道ちびな私も影なら長い
13
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西村 由佳里
足踏みをしながらそっと立っている君の頭が見えなくなるまで
10
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さえね
まだ歌はあなたのそばにはべるらむしっとりとして冷たい歌は
8
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詠み人知らず
知りもせではじめて母の爪を切るそれが最期となりたることを
28
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千葉 甫
部屋ごとに時計があって部屋ごとに少し異なる時間を見せる
7
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藤久崇
我が君の 焔の顔に 冷めしかば くたつ夜に吹く 風に中りぬ
13
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千映
命ある限り便りを出したとて消化の出来ぬ切手の買い置き
12
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絮谷新
塋域に搖るる寫し繪ロールシャハ三つのクォーク捧げし夢の
14
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高松 蓮
風吹いて お空に取られちゃ 困るよと 弁当抱き締む 遠足の朝
10
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詠み人知らず
暦では春來るとは云ひえども 春の裝ひ見る方が寒し
7
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詠み人知らず
故郷への切符を握り乘る電車 汽笛鳴る毎 白雪舞ふ町
12
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野々花
吹き荒ぶ風の死角に身を潜め何を語らうつがいの雀
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