灰色猫のお気に入りの歌一覧
朔夜
朝生まれ為にはならぬことを成し夜ともなればゆっくりと死ぬ
5
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朔夜
電脳のフローチャートは入り乱れわたしはどこで間違えたのか
7
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九條千鶴
さよならと手をふる僕の顔を見てまたねと笑う君が好きだった
9
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市之瀬 進
今年また福寿草咲く母の家春は黄色からははそはの言う
11
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市之瀬 進
三月の瞼を閉じれば誰かいてまた巡り来る三月九日
13
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市之瀬 進
グラマンのように空から舞い降りて芝目を啄く鶲の番い
14
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市之瀬 進
大神さん厄地蔵さんに十日市なまよみの甲斐春はじきだよ
12
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市之瀬 進
「がんばれし」同期のおまえのこの言葉何回この俺救ったことか
12
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工藤吉生
ケーキ屋のケーキをおいしく見せるのは下からの白い照明とみた
5
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九條千鶴
はねおどるあなたの声が聞きたくて星の名前を何度もきいた
9
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沙久
仕事する僕の手は多分名を知らぬ君と繋がり世界が回る
25
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沙久
「最後まで解ききろうぜ!」と相対す答案用紙に想いを込める
11
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絮谷新
罌粟咲けば無限上昇するカノン窈窕たる酒場「陽珠里」
18
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コーヤ
熟された まっ赤ないちご ほうばれば 夢見心地の 春の味わい
24
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コーヤ
赤白と笑みが語らう桃の花気立て優しい乙女の如く
20
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まあさ
一年の ブランクある夫 教え乞う 我が子と同じ 齢の部下へ
23
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えこ
バイト中おばちゃんがくれた饅頭の味にすべてを赦してもらう
13
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めぐみ
初めての本命チョコは君でした。知らなくたって別にいいけど
6
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松本直哉
たまはりし去年の棕櫚の葉かれはてて灰の水曜日のちかづきぬ
6
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はつなつの
今日よりはわれに歌ありと思ふだに耿然として力湧くかも
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