幸子のお気に入りの歌一覧
恣翁
汁粥の煮えて 泡の滾つがに 不憫の念の込み上ぐるかな
22
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ななかまど
蕗の薹カゴからこぼれ母の居て遠い記憶のふいに新し
14
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灰色猫
月だにも光らざれども歌にせば祓えなき雲いづこにもなし
22
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詠み人知らず
胸騒ぎぬ 思ひ出の香の沈丁花 弁のこぼれぬる 如月の夢に
13
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石川順一
階段で地図読む母が居る朝は昨夜の嵐をしばし忘れて
16
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石川順一
餅を買う行列離れて歌を詠む小石の上で強風も吹く
9
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あゆか
ばあちゃんとデイサービスの見学す近所の人が集合してた
8
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滝川昌之
席立てず余韻のままに見つめればエンドロールと君の横顔
24
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ななかまど
忘れもの見つけたような心地して落ち葉めくればレンテンローズ
12
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詠み人知らず
さくさくパイをきくきくパイと空目してたべてパイからさくさくをきく
7
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うらら
たしかに聴いた彼のあごに映る海から青はもっとも燠い色だと
2
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石川順一
珍しい鳥が居るので撮ろうかと思えば電車が来て飛び去れり
14
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灰色猫
巡りゆく季節を渡る如月が弥生と変わるラインを越えて
21
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葱りんと
タンポポの花束笑顔で差し出して 「お母さん好き」私も好きだよ
62
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葱りんと
さりげない 世間話が 難しい 私はちゃんと 笑顔だろうか
12
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葱りんと
ママ達の お喋りの輪に 入らない 息子添削 「入れない」でしょ
11
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秋日好
暖房用ガスを確保するために工業使用を制限する冬
8
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秋日好
心配は要らないと電話してみると母は苺を摘みに出かける
11
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工藤吉生
とびかかってきそうな鋭い目の人をたまに見かける激安店で
6
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秋日好
白黒の庭に点睛解けかけた雪から覗くクロッカス花
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