詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
煩悩
天井で蛾が休んでるベッドで俺も休んでるバリアを張る
6
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KEN
散り殘る桔梗ひとつ山の道松にひぐらし菅にはたをり
16
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つちだゆういち
得意なり媚とへつらいぺこぺこと腰が低すぎ地べたの景色
12
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詠み人知らず
結い髪につまみ細工の桔梗花静かな秋を灯す黒髪
22
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舞
優しげな風にたゆたう花ながめひねもす寂しひと日終われる
11
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び わ
囲碁の会必死に考え次の手をプロ棋士ごとく思考めぐらせ
8
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詠み人知らず
白百合の気高さ覚ゆるその女性の姿見えけり片影の道
11
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己利善慮鬼
「さよなら」と「さようなら」とが擦れ違う私が孤独になるための歌
7
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石川順一
薄髭に剃刀立てて微かにも傷が出来れば気分のわろし
11
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詠み人知らず
大ふぐりこれ見よがしに鮮やかに雌惹きつけるターコイズブルー
9
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詠み人知らず
薄曇る空にもおぼろ天日の溜水の面で細波に揺る
12
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横井 信
ひつじ雲ゆっくり流る空の下 稲刈り進む田に白い鳥
7
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へし切
秋風にゆれる姿をかさね見て君が恋しき野の女郎花
24
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横井 信
夕闇にゆっくり閉じるカーテンの静かな風に秋の虫の音
12
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灰色猫
苦悶する歯軋りをする魂が歌になるまで信じてやるのさ
20
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灰色猫
今日もまたひとりぼっちの悲しみを無力な歌で慰めてるの
22
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詠み人知らず
鉢巻に優しさ込めて名を呼べば「ぼく、ここ」と命の響き
14
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ななかまど
圭さんと碌さん遊ぶ漱石の二百十日の阿蘇やいかに
4
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滝川昌之
「信濃町」叔父を見舞いに行く度に 五輪会場 積み上がりゆく
20
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千映
いじめっ子作らせないよと見張り役学級委員の真面目な眼
10
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