矢車菊のお気に入りの歌一覧
鳥羽薊
物言わぬ昨日の君にピントを合わせグッバイと読む淡き唇
5
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和竹
分かれ路を右ですよねと君が指すしばらく先と言いたし頷く
3
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水海はるこ
午後三時ガラスの向こうに満ちている自由を眺めて終わる休憩
4
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ナガセリュウ
雨音が路上に残す割れ鏡の中にだけある冬の青空
6
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美津村
かつての如く時計を早めて会ひにゆく店は昔のままあるといふ
7
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舞
オリオンよ光り導け隔てたるあの日の吾れへあの夜の君へ
9
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ゆうくん
君とゆく 冬の旅路に 駒を置く 風の双六 街に木の葉を
2
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ゆうくん
風が置く 冬色のチェス ポプラの葉 並ぶボードは 君の手のひら
1
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ゆうくん
風に立つ ヨットの帆影 冬の葉に 乗りて心は 明日の空まで
2
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水海はるこ
純白のレースのひるがえりに合わせ足先だけで君とワルツを
3
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へし切
思ひかね遠き夜空を見上げれば消へし命の星がまたたく
21
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水海はるこ
みはらしの丘で一番濃い赤のコキアを探してください かしこ
3
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己利善慮鬼
雪のよに貴方の肩にのれたならけれども融けてしまうのならば
4
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あんこ
抜け出した空の青さが悲しくてあなたの詞(ことば)見つめています
4
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あんこ
雪のよにこの手の平で溶けるならあなたをずっと好きでいられる
6
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亜貴
空っぽになったのだろう 感情がいない私の心はひっそり
6
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舞雪
今どこへゆくのか決まっていないほど、迷っていても、恋はしている
7
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水海はるこ
きらめきの残滓ばかりが並んでるフォルダを夏の思い出とする
5
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ナガセリュウ
青だけが落っこちてきた空でわたしの声は月まで届く
3
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ナガセリュウ
はいいろの街踏みしめて明日へと東の空のオリオンよ跳べ
6
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