粕春大君のお気に入りの歌一覧
螢子
若くして逝きたる友に好物のスイーツ供え迎える新盆
7
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御崎 耕
戦争を知らない孫の好奇心祖父は静かに静かに語った
10
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メガネ
をさなごの少し駆けては立ち止まり母に目をやる様ぞいとしき
35
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メガネ
アスファルトに惑ひし蝉の幼虫を大きな幹の木にそっと載せ
18
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猿ノ丞狂介
めくりあひて見しやそれとも見ざる間に雲隠れにし夜半の女かな
3
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猿ノ丞狂介
秋風に散るもみぢ葉をおくらんとするかかなしきさ牡鹿の声
5
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猿ノ丞狂介
柴の戸を過ぐる客人音も絶えゆくへも知らぬ旅の道かな
12
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猿ノ丞狂介
滝の名は流れ絶ゆれど聞こえけり およそ羨しき三舟の才
5
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紫苑
思い出を辿りたどりてゆくいまも我踏み迷うしるべなき路
9
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紫苑
焼け焦げし聖像に問う 人間の狂気見すえる神の沈黙
12
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大河千紋
いひはじむ言の葉枯れたるありし日に葵や葵何ぞ思ひける
6
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浅草大将
戦は死、生命の破壊、人の業、人は戦に神をも殺す!
7
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浅草大将
現世に煉獄をくぐりては痛み苦しみそれも恩寵か
11
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浅草大将
はかなきも露に埋もれてひとときの命かがよふ朝顔の花
21
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四季野 遊
言の葉の瀬に足捕られ虚ろなる独り夜明けを待つでもなくて
5
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詠み人知らず
標なき恋路迷えば立つ秋の救い野原の玉露に見る
11
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浅草大将
ゆく夏を野辺に送れば夕煙立つかと見えて秋は来にけり
8
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詠み人知らず
月纏う鶸艶の絹の光沢が誘い行くは恍惚の海底
7
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たんぽぽすずめ。
紫にあけびの染むる秋となり褪せぬとねがふ恋に雨降る
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紫苑
竺仙のゆかたに下駄を合はせつついづこへ行くか決めかねてをり
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