詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
こうとしか吾が身をおけぬ不器用も誠至れば漢の本懐
29
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コーヤ
川べりでひとむら燃える曼珠沙華川風受けて涼しげに揺れ
20
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夢士
老いたりと言えど忘れぬ我が心子連れのママに席ゆずりりやる
22
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詠み人知らず
鳥皮の油じゅうじゅう出てくれば 百五十円 今夜のメイン
21
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絮谷新
月の露少女の腕を伝ひては蜜の満ちたる白き茉莉花
19
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沙久
昔とは 少し毛色が 違うけど 青春は続く 呼吸止まるまで
17
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舞
かき氷口を真っ赤に食む子らは楽しかるべし真夏あお空
16
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灰色猫
鮎狙う少年釣り師の傍らで白鷺一羽黙して立てり
30
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灰色猫
涼風が網戸を抜けて秋告げる虫の音連れて清かに囁く
25
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鈴木たとえば
台風の雲がふつうのくもになるその寂しさの教室に居る
9
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林林
旅終えて帰りし里は野分後泪の跡が光る夏草
19
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野々花
淋しさが似合う女性だと噂され夕風ゆらり抱きしめてみる
18
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野々花
何時までも空を見上げていたいけどそろそろ主婦に戻りましょうか
30
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野々花
淋しさは一人の二乗二人にはなれない義母は猫と語らう
13
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桐生賄
涼しさを求めて恐怖体験の 番組見たが暑さ変わらず
13
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リクシアナ
境内のきざはし下り神籤ひく槿ふたいろ雨にうつむく
25
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リクシアナ
迂回路の表参道 銀の雨 願も懸けずに本坪鳴らす
20
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夢士
夏の陽を浴びて伸びゆく田の畔に秋の風吹き若き穂の香や
18
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絮谷新
自転車屋チューブに湧きし泡沫の消えて初秋の風の通ひぬ
18
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桐生賄
女とは 思えぬような ツートンの 吾の体に 毎夏後悔す
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