ふじこのお気に入りの歌一覧
サヤ
太宰という稀有な魅力を語るとき津軽の林檎をひとくち齧る
13
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藍涼
足下に すり寄る猫の 親探し 言葉なくとも 心はつながる
18
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inosann
「人は何故生きる」の問いは解けぬもの宇宙の果てが見えない程に
23
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まあさ
雨ごとに 深みを増して ゆく秋の 色に私は まだ馴染めない
23
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元親兄貴
雨上がり うっすら光が差す空は 前にも増して キラキラ輝く
7
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こぐまじゅんこ
しとしとと雨の降る日はたまってた家事をせっせとこなすのもよし
11
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詠み人知らず
歌うまい下手なんて金魚すくひ手さき器用か紙ぶ厚いか
11
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滝川昌之
形態が違う雇用の同僚に遠慮しながら告げる割り勘
30
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西村 由佳里
閉じてからカバーをなでる文章も絵も発想も手が届かない
14
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へし切
顧みる昭和はみんな古着きて偶の晴れ着は身にぎこちなく
30
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石川順一
木の門が南に有れば北上し盆踊りの地へ向かう我かな
13
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日置鳩子
雪原のごとき誌面の空白に故人の歌の隠れいるらし
12
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灰色猫
海鳴りがあなたの声に聞こえます今日もみなとへ夜釣りにゆくね
21
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灰色猫
十二文握ってゆくね君の分しっかり生きて死ぬその日まで
18
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灰色猫
叶うならふたり一緒の恋しさになれたあの日の君に逢いたい
30
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恣翁
燻りたる 野辺の煙と成り果てて 夕日のごとく沈みゆかまし
21
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詠み人知らず
秋の夜の 夢はあやなし 思ふ君 顔こそ見えねど 気はひ違はず
14
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詠み人知らず
本能で生きたる吾の 僅かの知 育み給へる うたのわに深謝
13
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inosann
不具合も慣れてしまえば苦でも無し診察カード一枚増えて
23
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まあさ
亡き人が 躊躇うことなく ひょっこりと 現れそうな 薄曇り空
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