朧月のお気に入りの歌一覧
へし切
をりをりに春めく朝に寝坊して 急くこともなく日々は過ぐかな
29
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灰色猫
笹舟に指輪を乗せて送り出す 破れた恋を弔うように
53
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灰色猫
春風を 小瓶に詰めて 贈ります 涙の夜に 開けてください
67
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林林
妹の苦手なことを少年は僅かな進歩誉めつ教える
18
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へし切
一陣の漢の嵐の吹きやみてやまとの国に春きたるらし
24
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へし切
義娘よりチョコをもらいし嬉しさに妻よ妬くなと墓前に供ふ
37
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コーヤ
風吹いてしがみついてた梅の花朝のひかりに喜びの咲み
21
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コーヤ
吹き去った嵐の後は爽やかで自転車漕いで春を探検
12
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詠み人知らず
なごり雪散りゆく時を惜しむがに山茶花の花やさしく包み
22
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野々花
差し出した指に解けゆく淡雪は言い出せなかった心の涙
12
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灰色猫
いい匂い 君の黒髪 美しく 春をはらんだ 風に吹かれる
41
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あふひ*・○・*
ごめんよとはぐれた手袋捜し出す春の気配の小さな悪戯
16
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コーヤ
南から届けられたる風だより春の体温香りも乗せて
19
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コーヤ
紅梅の微笑む頬に南から吹き抜ける風春を教えて
14
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詠み人知らず
朝ドラの無い日曜は時間など気にせず惰眠貪っている
15
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道ゆけば晴
上手だね 我のこころの転換点かんたんな言 やっと言えたり
2
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舞
また一つようやく越えし峠かないざよう冬も如月の春
15
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あふひ*・○・*
梅苑を鳩追ふ幼兒遠き見て靜かに語らふ二人の老媼
20
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あふひ*・○・*
如月に本掛還りする方へ真朱が基調の衿巻択ぶ
15
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コーヤ
一輪の際立つ梅の微笑みは優しき母を思い出させて
23
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