リクシアナのお気に入りの歌一覧
へし切
犬蓼の赤き花穂は風にゆれ 挫けず生きよと路傍に咲けり
22
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葱りんと
鈴なりの 葡萄棚の下 社交場です 鳥も子供も ピーチクパクツク
12
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横井 信
夕暮れに季節外れの虫刺され風を感じて床に寝転ぶ
12
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石川順一
名神の下の道路をくねくねと昼餉のカツを食いに行きけり
16
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詠み人知らず
煮詰まりて 脳の疲れに耐えられで ネオンの街を漫ろ歩きつ
16
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只野ハル
雨降りの秋の夜にはあの駅にあなた探しに逢える気がして
7
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只野ハル
また今日も虚しさだけを引きずって日付が変わる何か変わるか
15
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只野ハル
グーグルで労せず知った知識なら調べた事さえ忘れてしまう
11
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只野ハル
真夏日に戻りにっくき蚊も戻る蚊取り線香出番はこれから
10
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只野ハル
ノンアルなので酔わないがこの頃世界も地球も変だと思う
10
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只野ハル
俯いて自分の影を道連れに猛暑日の午後歩いて帰る
14
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舞
亡き父に託されてある母も病みなすすべもなく吾も老いゆく
20
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滝川昌之
狭庭にて心細げに身を寄せた秋虫泣かす野分の気配
27
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コタロー
日が沈み月の光に誘はれて蝙蝠たちがひらひら飛びぬ
13
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夢士
言の葉を集め散らしてまたあつめ並べ眺むる夜長に一人
26
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へし切
涼風の吹いて風鈴 チリリンと 夏のおわりは音もはかない
30
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千映
伸び伸びと育ててくれた母だから今度は母を伸び伸び育てる
19
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舞
うす墨の雨には偲べぬばたまのいろ盛る夜の打ち上げ花火
17
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桜田 武
山の端に陽落ちれば寒き北の里半袖の肌に知る夏の終わり
13
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詠み人知らず
導ける朋友のあればこそ言の葉を紡ぎて暮らす日々愛おしき
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