横井 信のお気に入りの歌一覧
舞
洗濯す料理す妻の背をながめ戻らぬ刻を幾く夜経て今
6
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び わ
そよ風に夏の暑さもどこへやら家内の入れた白湯に手が伸び
4
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中原草吾
何もかも白くするひかり水面にぞ降る礫、礫、礫積み上がつて夏
3
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茂作
あかあかと穗麥畠は廣がりて 風波わたる安曇野の里
14
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海ぶどう
晩酌の柿ピー並べて父が言う「このピーナッツはゴールキーパー」
2
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KEN
唐黍と チョコ共に食む 甘さかも 五月雨雲の 間に射す陽よ
10
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ひなたひとみ
帰宅したピンクが好きな母のため重なりあって紫陽花が咲く
7
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ひなたひとみ
悲しみはいつ来る今朝もお漏らしのシーツ抱えて一日始まる
8
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秋蒔こむぎ
力なくここは安全立ち尽くす夕立過ぎる窓枠の中
3
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仙人の弟子
縁側で夜の帳に身を沈め耳をすませばせせらぎの音
8
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睡密堂
今日つけた香水だけがあの人の十年後まで一緒に行ける
5
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かを3
予定無しメモは野菜の収穫であの日あんなに欲しかったモノ
4
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海ぶどう
好きな子に棘はないかと探り入れ それ見て笑う ワイプには薔薇
1
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うすべに
あじさいの小径をゆけばふたつみつ いのりの鐘のしみこむ余韻
12
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滝川昌之
雲の影 走った瞬間 跳び込んで 早苗に隠れる カエル弱虫
15
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ななかまど
ワイパーが拭った梅雨の空なれば陽をありがたく五体に浴びる
14
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トウジさん
久方の銀の空雨上がりはるか高くを渡る鳥影
5
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痴光山
一生を一日に懸けてこの朝張るあさがほを梅雨打ち止まず
2
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へし切
なつかしく 垣根のうばら咲きにけり 夏色の空 いつもの小径
13
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しきしま
とりどりに乱れて咲ける紫陽花のいづれの色か心染むべき
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