コタローのお気に入りの歌一覧
横井 信
さくら咲く散歩道へと思い馳せゆっくり眠る週末は雨
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つゆふみ
太古の地 氷に変えた隕石を凌ぐ悪五十四(よん)もある島
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つゆふみ
この先は前人未到の実験場(ば)空と深海のみ生き残る
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つゆふみ
背びれあるステゴサウルス好きならば背びれある僕 愛してくれる?
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つゆふみ
恐竜は絶滅したというけれどそれは嘘ほら 空にはヒバリ
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行宮偏(仮之名)
警笛が伝わる 霧の向こうから やってくる 息遣い 段々
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行宮偏(仮之名)
死せる馬 旗竿折れて 血は淋漓 しかし何処ぞ 螺鈿の太刀は
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行宮偏(仮之名)
塵埃を辺土へ送る季節風 地平の遠火 煤色の層
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行宮偏(仮之名)
豺狼の潜む森とぞ聞き伝う 藪そこかしこ 何にぞ揺るる
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行宮偏(仮之名)
深淵の開口あまり巨きかり か細き桁は自重恐ろし
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へし切
夢のまに土手の一木に誘はれて花の下にぞ吾あゆきたり
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灰色猫
ゴールドとゴールド免許の死闘ですお先にどうぞの譲り合いです
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灰色猫
夢想でも信じた道を駆け抜ける聖者も愚者も入り乱れたまま
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灰色猫
我々は如何なる故に生まれたか進化途上の手のひらを見る
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灰色猫
痛ましい戦争ばかりの歴史書にナイチンゲールの白い栞を
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滝川昌之
川沿いにぼんぼりの灯く花の夜は滲む水面が花誘いおり
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夢士
感動す「茗荷竹よと」走り寄る里山のまご僅か五歳児
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夢士
明け放つ窓より入りぬ春の香や油断大敵くしゃみ連発
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夢士
舞ひゆきて川面彩る花筏たゆとふ時や恋を楽しも
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夕夏
いっせいにすみれさくなかしろすみれさがしまわりてやっとじゅっかぶ
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