恣翁のお気に入りの歌一覧
トーヤ
冬の雨城下の街を濡らしてく暖めるのは人の心で
2
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庭鳥
天駆ける鄙というには開けたる地方の友と生姜談義す
10
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光源氏
行く川のほとりに一人佇めば儚げに散る雪の花かな
21
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杏子
積もり行く 孤独が消ゆる術はない心 逃げずに 夜を見据える
10
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光源氏
ふる里のあまねく照らす月なれど心は深く闇にしづむる
16
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光源氏
かすみしく春のかたみの月ならで別れを惜しむ酔ひのつれづれ
16
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紫苑
施肥を終え熱きコーヒー啜る眸に澄みて静けき冬の青空
22
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薫智
大雪と電話で話す父の声積もる想いを郷里に馳せる
11
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螢子
朝陽あたるカフェの窓際春めきて並ぶグラスの氷は揺るる
5
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山桃
萠えいづる春を思へば還り來ぬ人あることの寂しさまさり
12
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虹雲
白き水脈引きて沖より風の来る窓を開けなむまれ人なれば
6
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山桃
旧年の雪にしづむる鐘の音を聞きつつ我は半襟を付く
5
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粕春大君
伏せどなほまた掻きおこす埋火は焚けども寒き閨の冬月
17
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メガネ
をさなごの少し駆けては立ち止まり母に目をやる様ぞいとしき
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