粕春大君のお気に入りの歌一覧
紫苑
声ひくく絵を読み説けるひとありて廻廊の果てともに巡れる
2
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紫苑
砧打つ音ながれゆき夜半すぎて鉄輪と化すを止むるものなく
6
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浅草大将
秋深み月さへ人を恋ひ渡る木曽の山路の想ひ懸橋
14
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四季野 遊
秋の庭鳴くや鳴かぬや松虫草独り寂しく鳴くは我が椅子
3
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falcon
あこがれし葡萄の美酒に夜光杯読むぞかなしき西域の記事
3
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falcon
いにしへの都朽ちなむ砂の下われらが日々の豊かさゆゑに
6
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水葉
天空の一矢を放て一筋に下界に散らばる蠢きの上に
4
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浅草大将
この夜をば我が夜と思ふ望月のおのが姿を仰ぐさかづき
12
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浅草大将
遠つ音や日暮れ静けき秋篠に風となるらむ入相の鐘
8
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紫苑
褐色のはだえに満ちる陽光に与しえぬ闇に引き裂かれつつ
7
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ほたる
しなやかに 雨にも風にも抗わず 自己主張する孤高のコスモス
4
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螢子
階下より見上げる窓に十日夜の月冴えわたる秋の夜さりに
4
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四季野 遊
辛き目に昨日も今日も苦しむも今日を頼みに心励まし
2
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紫苑
この胸に小夜啼鳥の一羽いて我がものならぬことばでうたう
15
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mmm
恥多き人生だったと 書くために 恥をさらした 太宰が好きだ。
5
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浅草大将
浜松に弾く琴の音や吹く風の辺波うつ間にほの聞こゆらし
7
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浅草大将
夏ゆきて庭の秋草濡るる夜は眠りに結ぶ野の旅の夢
7
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猿ノ丞狂介
地下倉庫こじ開けてみれば久方の再会果たす薩摩白波
6
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falcon
色もなき露おく萩の風吹けば薄紅染むと人しるらめや
8
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螢子
国語辞典十二の春よりともにあり我が手になじみセピアにそまる
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