横井 信のお気に入りの歌一覧
舞
天空の青の果てゆくペガサスの風翔けぬけてはける白雲
10
もっと見る
び わ
チュウリップ紫陽花薔薇と手話の花自然に出るよう手指訓練
4
もっと見る
つばす
山の峰居座り続ける黒き竜 離れ天駆け雷神となる
5
もっと見る
茂作
畑道に散りし胡瓜の寒むざむと カラス啄む痕や殘れる
14
もっと見る
茂作
去年は押すこのふらここに孫立ちて 高い高いと自ら蹈めり
13
もっと見る
び わ
友ごとく妻草花の手入れするる琵琶の木いまだ実を付けないが
4
もっと見る
千草
苦しげな君の最期の姿にて命の終わりの残酷さを知る
3
もっと見る
千草
あのときも木曜日なり君が逝く時刻を拒む胸の苦しみ
3
もっと見る
舞
サッポロに豊平川の瀬音のみカムイユーカラ語り部は消え
9
もっと見る
KEN
五月雨に 絡みほどけぬ 歎異抄 雀鳴き鳴き初め さとる短夜
13
もっと見る
日暮
寝る吾子のほそやか御髪かきなでて詫つつめけば眼がほとる
9
もっと見る
ななかまど
幾度かの苦しみ堪えし妻の眼に術後の夕星あらたに光る
17
もっと見る
南美帆
発熱と頭痛で寝込む平日は申し訳なく冷や汗をかく
5
もっと見る
滝川昌之
ペリカンの嘴ごとき百合つぼみ開いて魅せて飲み込む人の目
15
もっと見る
スヌーピー
初物のスイカほおばり美味しいと語る母は今までのまま
4
もっと見る
日々草
花よりも美しい葉のふりをして道ばたに咲くあじさいの青
5
もっと見る
うすべに
ささゆりの強いかおりに立ちすくむ 雨音しめやか神さまの庭
10
もっと見る
松本直哉
ほたる見にゆきませうよとさそひ来る洗ひ髪よりしづく垂りつつ
7
もっと見る
積 緋露雪
一振りの刃の如く煌めきて水面に映える釣らるる鮎は
5
もっと見る
かを3
射貫くよな大輪の赤川底にすっくと立てりカンナ逞し
5
もっと見る
[1]
<<
249
|
250
|
251
|
252
|
253
|
254
|
255
|
256
|
257
|
258
|
259
>>
[2049]