粕春大君のお気に入りの歌一覧
メガネ
大君の歌のかしこに掲げられ大御心に包まるる森
10
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falcon
木々の間のそれとも見えず秋風に色づきそめしななかまどかな
4
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浅草大将
薄墨の秋のながめに人知れずくれなゐ磨く山のもみぢ葉
10
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浅草大将
傘なくば濡れつ凍えつ秋雨に身を打たせてぞ心洗はめ
21
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御崎 耕
向日葵の背中を見つける帰り道 遠まわりする夏の終わりに
14
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詠み人知らず
曇天の鎌倉に降る紅萩と野の草紡いで記憶へ掛ける
16
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只野ハル
秋の夜人待つ風情に改札に佇む人の待ち人は来ぬ
6
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詠み人知らず
こおろぎと すずむし唄う 秋の夜に まさに満月 嗚呼美しきかな
1
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大河千紋
枝垂れゆく祖母の背中で木漏れ日のゆらゆら揺るる小春日和かな
28
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水葉
すずやかな虫の音響きて見上げぐれば雲のすきまに光る星々
5
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みづ子
秋めいた風で風鈴ひとつ鳴り夏の名残の寂しさ響く
5
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みづ子
あの空に薄くたなびく紫の雲に散るらし涙の欠片
6
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浅草大将
人の身はちぎりも敢へぬ住吉のかみを片敷く宇治の橋姫
4
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浅草大将
小夜更けて空もはるかにみ吉野の星の花散る山里の秋
6
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浅草大将
振り仰ぐ心も空も高遠に信濃の秋は澄み渡りけり
9
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四季野 遊
逝く秋を追うか惜しむか鈴虫の恋を照らして月冴え渡る
7
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紫苑
紅いろのはだに降り積む雪もよう千変万化 志野の荒川
6
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falcon
白萩の下枝にかよふ朝風に玉のすだれと落つる白露
12
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四季野 遊
君あれば葡萄の藍もなお深く爪染む四時のお茶懐かしき
3
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螢子
漆黒の空に大きく出でし月天上星に譲りて低し
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