粕春大君のお気に入りの歌一覧
紫苑
静謐は闘いなりき木霊なくひとごころなくただ自然のみ
5
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浅草大将
野にあれば人みな愛づる曼珠沙華何を思ひて墓場にぞ咲く
31
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falcon
小夜時雨軒のしづくの音たへて澄ゆく空に月のぼりきぬ
9
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浅草大将
荒れし田の果ては灯もなき一村に昔ながらになびく夕霧
7
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水葉
月篭りの夜のぬばたま星々に昇る虫の音想い響ける
3
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栞
秋風に吹かれて揺れる風鈴は夏の日よりも寂しげに鳴く
2
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螢子
葉を揺らす風ざわざわと秋の音たてて更け行く月なき夜は
6
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メガネ
青々と繁る枝葉は風に揺れ波のごとき音頭上を流る
11
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みづ子
恋ひ恋ひて惑へる背子が夢路さへ渡らば醒めじ独り寝るとも
6
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紫苑
羽を折りその青き血でうた詠まばわれ片翼の鴎とならむ
10
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浅草大将
越の海きり立つ崖をながむれば今宵泊りは歌の里かも
4
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falcon
村時雨糸に玉水ぬきたれば朝日にむなしささがにの罠
9
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猿ノ丞狂介
世の中よ道こそなけれ金が要る山の奥にも重機鳴る鳴る
9
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falcon
あかしろの鉢巻き凛々しく風を切り走り来る子に湧く秋の声
3
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水葉
秋の夜に聞こえてくるは相聞歌ふるえる翅で我はここぞと
5
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紫苑
くれないの思いのままに曼珠沙華 凛と立ちたり 蒼穹高し
12
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浅草大将
風なき夜屋根の狸の来つつ打つ月の砧の音やよき何故か
10
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浅草大将
桐の葉の落つるに秋は兆すれど光ぞいよよ照りまさりゆく
7
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紫苑
秋篠の木漏れ日と笑むみほとけは匂うがごとき緑の記憶
7
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falcon
小夜ふけてのぼる月影増鏡むかへば浮かぶ囚われのひと
5
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