灰色猫のお気に入りの歌一覧
千映
暑くなく寒くない二十度に物足りなさがストレスになる
7
もっと見る
ながさき
もろもろの 怨敵は皆 ことごとく 砕くることは 疑ひなし、と
20
もっと見る
石川順一
水漬かる菊菜を見ればまな板の上の鍋にはゆで卵二つ
12
もっと見る
石川順一
分別のゴミの中には漫画あり週刊少年ジャンプとふ呪縛
10
もっと見る
林林
「たんま」して子らは躑躅の蜜を吸い翅を休める蜜蜂となる
17
もっと見る
みやこうまし
緑園に春の光のこぼれきて白いパラソル葉影に染まる
17
もっと見る
林林
「たんま」して子らは躑躅の蜜を吸い父はわかばを吹かし働く
9
もっと見る
まあさ
「この間取り、この梁の出方、昭和やね」帰省の度に息子が笑う
23
もっと見る
林林
梅の枝の若葉の陰にちいさな実初夏の日差しに頬赤らめる
16
もっと見る
林林
梅の枝の若葉の陰にちいさな実ちいさな秋はすぐ来たりして
12
もっと見る
千映
母目線我が家の桜入らない下通るたび指さし教える
11
もっと見る
ながさき
人生は 様々あれど それぞれに 今が人生 これが人生
23
もっと見る
林林
靴下の大きな穴にどれ当てる古い布から品定めする
17
もっと見る
恣翁
おでん屋の楼上 二輪の桃の花 微醺に頬染め 笑まひて御座る
21
もっと見る
大獏
膨大な常闇に浮く星あかり マタタクヒカリ かがり火を焚く
6
もっと見る
詠み人知らず
靴下の穴を繕う僕があり 呆れたように 君が見ている
22
もっと見る
inosann
ミサイルの鳴動ねずみ一匹か ただ分かりしは国防脆弱
17
もっと見る
秋日好
春が過ぎ夏は来るけど人絶える頃もあるのは雨の猿山
12
もっと見る
秋日好
咲き残る椿の横で牡丹花はらりはらりとページをめくる
22
もっと見る
野々花
切りすぎた前髪笑う事もなく平々凡々過ぎゆく一日
17
もっと見る
[1]
<<
2499
|
2500
|
2501
|
2502
|
2503
|
2504
|
2505
|
2506
|
2507
|
2508
|
2509
>>
[4549]