有為のお気に入りの歌一覧
螢子
友と入る露天の風呂に雨は降り湯面に我にはじける雫
11
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螢子
雪ならば風流だねと友言ひてタオル頭に雨の露天風呂
11
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螢子
突然に逝きたる君に導かれ偲びて集ふプチ同窓会
6
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キタハラ
必要とされているのにこわいのは何故 しんしんと冷えるつま先
8
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螢子
夕さりて子供等いぬる公園に風の遊びしふらここ搖るる
11
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浅草大将
南北に国を切れども高麗つるぎ長き恨みを断つすべやなき
23
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螢子
桜木の並ぶ二の丸ほんのりと薄紅に染まる如月
11
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粕春大君
咲きそむる奥つ山辺の梅が枝はひと訪はざれど春をわすれず
18
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浅草大将
月蒼き夜には悪魔が潜むかなむむむむこれはその徴かも
15
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紫苑
身に帯びる微熱のままに語るひと麦の畑になにを捉えし
14
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螢子
梅かほる恵みに出会いし野にあるを彼方に巡る二度と来ぬ日は
13
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螢子
生まれてきてくれてありがとう今日君のバースディ祝う逢えてよかった
8
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山桃
雪霜の土耕しけむやはらかに躊躇ひみせる土踏まずかな
5
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山桃
北辺の山を迷ひつ霧籬道は奈辺に指呼のブロッケン
4
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猿ノ丞狂介
この駅で雑魚寝しぬべし新年会酒のまがひに終電逃して
5
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浅草大将
夜も更けて通ふ君こそはしけやし心繋ぎていざ休らはめ
15
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ゆら
恋をせよ諸手をあげてここにある風の原子を感じるように
33
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薫智
孤独とはひとりで過ごすことでなく生かされてると忘れてる時
170
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林ユキ
シクラメン花鉢抱いて温かな雨に濡れゆく深紅こぼして
14
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山桃
大寒に掘り起こさるる畑土の黒やわらかく春心目覚む
9
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