ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
秋日好
散り急ぐ薔薇の花びら戻せずに垣に閉ざされ喪失浴びる
17
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秋日好
ピアノ弾く名残の秋に野分け来て薔薇零れ落つ垣根の向こう
16
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あかつき
すれ違う君の街まで行くメトロ乗らなくなってもう(まだ)一年
6
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石川順一
秋茄子はまだまだ収穫されて居る紫の花が秋の日に映え
16
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みやこうまし
公園のベンチに座り「現在」と仲良くするや秋の午後
14
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へし切
日が暮れて 街の灯にじむ川あかり ぼんやり見つめ今日を生きてる
24
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只野ハル
病院で長く待たされ付き添いの我より母の辛かろう
10
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夢士
心地好き脚の痛みを味わいつ踏み締め進む駅の階段
13
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横井 信
秋晴れに楽しく歌い飛び立ったツバメに告げる春の約束
12
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可不可
くるくると包帯ほどいて消え去った日の包帯が「詠み人知らず」
11
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灰色猫
自己愛を阿ぬ心を大切に己を謀らぬ言葉こそ歌
23
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ベイジー
神様に 問いかけてみて 下を向く わたしの恋は 今どのくらい?
6
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舞
逝く母に託されてると酒ビンに蓋する妻の小憎らしさよ
13
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KEN
鵺鳴かぬ 闇夜に沈み ただひとり 想ふことなく 眠ることなく
21
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横井 信
秋風に黄色くなった葉は落ちる届きはしない言葉を載せて
13
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横井 信
もみを焼く秋の香りに誘われてそぞろに歩く里山の風
10
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KEN
戀をした 路の外れに 咲く君に 冷たき雨の うたかたの朝
14
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幸子
なぜですか まさかと思い確かめて受け入れ切れぬ事実につきあたる
14
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夢士
ふき出る額の汗を秋風が優しくふきぬ神無月の宵
14
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詠み人知らず
横たえた思考ですこしの夢をみた涼亭借りきり うたあわせする
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