小林道憲のお気に入りの歌一覧
紹益
黒髪を 梳る君 平安の 御代にありせば 絶世の美女
13
もっと見る
詠み人知らず
その御仁おどろおどろし自己愛の 中はすかすか殻はからから
12
もっと見る
すばる
お土産のアイス一つで咲くような笑顔に変わる夏の幼子
34
もっと見る
秋日好
睡蓮の葉上で蜂が相撲とるなわばりそれとも恋の駆け引き
9
もっと見る
ながさき
潮風に 吹かれながらの おにぎりは 優しい祖母の 面影浮かぶ
31
もっと見る
詠み人知らず
これからは 毎年雪を見る度に君の産まれた冬を語れる
26
もっと見る
詠み人知らず
音もなく熱も持たない深海へ連れていってよ 生まれたての月
15
もっと見る
紫苑
夏たけて揚羽のかげの曳きて飛ぶうすずみの書に風のながるる
21
もっと見る
木蓮
降る雨が 僕の心も濡らしてく 渡せなかった映画チケット
2
もっと見る
ふきのとう
さみどりの水田広がる一面に麦わら帽子の見え隠れする
17
もっと見る
ふきのとう
激しきの雷雨の音に目を覚まし抱きつく幼のあつき体よ
13
もっと見る
美津村
雷雨に打たれ落ちたる蝉の抜殻は浮きつ弾みつ溝を流れゆく
11
もっと見る
田口余空
温かい骨箸で取り友の死をやっと理解し涙溢れる
4
もっと見る
みやこうまし
「ねばならぬ」「かくあるべし」の好きな君 肩を張らずにゆっくり行こう
20
もっと見る
栞
原色の夏の世界でよりいっそう曖昧になる我の輪郭
21
もっと見る
詠み人知らず
こんなにも 早く感じて じれったく愛しい半年 君のお陰だ
15
もっと見る
河のほとり
命さへ思ひの果てにいかならむほたるの光のこる朝か
7
もっと見る
みん
現実と夢の世界をウロウロとしてる時間も嫌いじゃないよ
12
もっと見る
浅草大将
やまとへと逃れ来たりて身はおみにくだらの君も神となりつつ
11
もっと見る
つねこ
ハイウェイ走れば「まるで滑走路」ユーミンみたいに詠めたらいいのに
6
もっと見る
[1]
<<
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
>>
[213]