市川春水のお気に入りの歌一覧
光源氏
誰もかくありけんと見ゆうたかたのおぼえて久し在りし日を見む
12
もっと見る
光源氏
海原の風のなごりに散りまがふいづこをはかと定めなきこそ
16
もっと見る
みやこうまし
しぐれ去り梅の小枝の赤き芽と光る玉露かさなり揺れぬ
72
もっと見る
あまおう
きみよりは大人ですからこの恋をじっくり煮込んでいるところです
38
もっと見る
紫苑
みぢか夜を咲ききればこそ美しき遺言ゑがきねさくらはなびら
6
もっと見る
桜園
柿のへたに紐とおしつつ渋柿も旨しとよみし子規思いだす
18
もっと見る
横雲
逢へぬよに袖や時雨るる旅ごころ昨日嵯峨野に紅葉拾へり
12
もっと見る
みやこうまし
秋深み時雨始めし京の空比叡の山の見え隠れする
13
もっと見る
桜園
さやさやと稲穂ふきぬく風ありて秋空には鰯雲見ゆ
10
もっと見る
光源氏
身をまかす時の流れのうつろひにたれや知るらむ深き想ひを
175
もっと見る
まがね
恋をして晶子の歌を読み返すカラフルすぎて眩暈がするは
13
もっと見る
詠み人知らず
助手席に一本残る長い髪 そっと摘んで指を放せず
11
もっと見る
さっきー
唐突な「自分探し」は真似ばかりひそみに倣う十七の秋
19
もっと見る
文麿
夕暮れの烏飛び交う曇天に僅かにひかる秋の残照
13
もっと見る
桜園
青空に見頃の紅葉の映えわたり色とりどりを目にやきつけたし
17
もっと見る
ふきのとう
金色の銀杏並木は外国の絵画見るごとしばし佇む
15
もっと見る
浅草大将
国を憂ひ涙かれ野のつはものが夢をみしまに仰ぐ富士が嶺
10
もっと見る
詠み人知らず
頭から布団を被り闇を着て すべてが怖い三年でした
16
もっと見る
桜園
川の面に映る紅葉の狭間より月明かり見ゆ幽玄な時
21
もっと見る
三嶋
さよならの準備してきた日に限り 空は青くて君は優しい
86
もっと見る
[1]
<<
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
>>
[26]