はなはなのお気に入りの歌一覧
舞
諸星の色は違えど輝きて 歌に孕みし宇宙の広さよ
4
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沙枝
一日を誰を思って過ごしても 夫の好物浮かぶ午後四時
7
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紫水大夫
一品と言の葉添へてきみを祝く、ふたりのみなり、ささやかなる夜
17
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浅草大将
夏ごろも偏へに秋をまつの間に洩る月影のいつか涼しき
22
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たると
かけがえのない君生まれし今日なればおめでとうよりただ「ありがとう」
9
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ほんまかつゆき
おとうさん きいてほしい ことがある ほんとは ぼくも あまえてみたい
5
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ほんまかつゆき
ダウン症の 子を持つ友は 胸張って わが子は天使と はっきりと言う
8
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ケンイチ
花嫁となる君の背に流れてる永遠のような時間を見つめる
27
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島祝
烏羽玉のやみの憂夜は身をゆひし縁の糸のたふときをしる
15
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加祢
目の見へでより細やかに奏でらる見たこともなき荒城の月
24
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平 美盛
運試し いつもと違った 道を行き いつもと同じ 今日が始まる
9
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卯月
かめだって頑張っている背中には世界が詰まった甲羅をしょって
5
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ゆき
夢費えて せめて夢でもと 夢を見る 夢で見たのは 夢のまた夢
8
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ゆびきゅ
愛の名の山の高さに気づかぬよう 稜線を消す霧をかぶせて
29
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詠み人知らず
雨がふるただそれだけで安心し夕食の食べられた我なり
17
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ゆびきゅ
集団の意思を象るマスゲーム 位置はあっても実存はない
27
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ゆかりの
幸せを願わば捨てよ憎しみを 捨てえぬ我を苛むる影
8
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浅草大将
空蝉の身もうたかたの木ゆ鳴くは美しよしの熟々愛しも
15
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ふきのとう
軒下に吊りし風鈴軽やかにチリンチリンと涼はこびおり
14
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日央
夏の日の何を眺めむ 鬼百合の咲きたる様を見ずに過ぎつつ
7
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