粕春大君のお気に入りの歌一覧
浅草大将
今宵しも月こそ渡れ男女川などか着るべき雲の狭衣
9
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浅草大将
月出でて日も暮れ果てとなりぬれば深く思ひも入相の鐘
5
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猿ノ丞狂介
悪戯や椅子に座れば屁の音が したり顔なる汝が涙かな
5
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水葉
想い満ち月も満ちたる時あれど欠けゆくものぞ天空にこそある
8
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falcon
いかにせむ野菊咲く畦休耕田あれにしのちはただ秋の風
7
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紫苑
水鏡月けざやかに映れども千々にくだけてもの思はする
13
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falcon
あれわたる休耕田に野分きてしげみになびく野菊ぞあわれ
6
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螢子
虫の音と漆黒の闇に星一つ静かに更ける満月の夜
6
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浅草大将
秋の夜に朧霞はあらねども今宵の月をいかにきらはむ
7
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falcon
木犀のかをりたづねてゆく道にかよふ秋かぜ音のかそけき
6
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渡邉はるき
鳥辺野に咲くのもゆかし彼岸花還らぬ人の形見と思へば
5
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浅草大将
物思へば窓打つ音も絶え絶えに心乱るる秋雨の夜
11
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紫苑
秋しぐれ優しさよりもぬくもりを求むるひとあり朽月の逝く
13
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螢子
人くさきうた詠むわれも落ち着いた心で花鳥風月詠みたし
11
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浅草大将
下風も比叡の颪となりぬれば湖に散り敷く山紅葉かな
4
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浅草大将
分け入れば人のさが野は霧深く小ぐらの山に踏み迷ふ道
11
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falcon
曼珠沙華花の盛りはすぎぬれどなおもの思ふ夕映えの道
11
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浅草大将
恋せずば秋更くるとも言の葉の色めく歌をいかに詠むべき
16
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浅草大将
我が想ひのべの千草に置く露のたまさへ身さへ君に捧げむ
14
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紫苑
秋時雨しろき空より 空の空 いっさいは空 逍遥と降る
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