幸子のお気に入りの歌一覧
へし切
惜しみなく散らば散らなむさくら花 終ふる命の刹那ぞ愛し
18
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滝川昌之
入学と入社のスーツを買い与え俺のスーツはあと五・六年
19
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萱斎院
咲きすさぶ花にたぐへるわが身かな 知らぬ命をたれやなげかむ
12
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へし切
草青む狭庭の陰もにぎやかに ひと汗ふた汗 草とりの午後
23
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石川順一
オレンジの熊の人形に噛み付いて盛んに揺するチワワ犬かな
15
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恣翁
御供へのでこポン喰らふか 母泣かせ 障子仄かに 小春日の影
13
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詠み人知らず
ずっと観て育ったお笑い番組の終りは告げる去り往く時代を
6
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詠み人知らず
嘘ですが鏡や不思議の國になら行けるのですよ四月一日の途に
9
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詠み人知らず
小春日に 母 藤椅子に微睡めり まだ寒いよと 毛布掛けけり
11
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詠み人知らず
驚きし山葵の味のかりんとう 泣かされたるも後引く不思議
6
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詠み人知らず
財布よりメイク道具が悔しいと ひったくられた友の価値観
9
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秋日好
言靈てふ言葉畏れよ蘆原の瑞穗の國の多忙なひよこ
16
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工藤吉生
ばきばきに空中煉瓦をこわしたるマリオのこぶし手袋のなか
2
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コタロー
花びらを拾ひ集める幼子を下から覗く鯉の大口
5
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西村 由佳里
お日様に 嬉しと笑みを 振りまいて 闇に憂いを 隠す半月
56
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コタロー
母が子に慣れぬバットでボール打つ慣れぬグローブ笑顏の二人
37
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詠み人知らず
大晦日年越蕎麦はラーメンで味は何かな?おお、味噌か!
20
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詠み人知らず
天かかげ風にさくらを游がせて真間のお山は春一望す
7
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詠み人知らず
そら游ぎ花は思いを咲かせ往く早もみどりの葉を出しつつ
6
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滝川昌之
スーパーの帰路で飲みだす缶ビール呆れる君と見上げた桜
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