横井 信のお気に入りの歌一覧
千草
眠れずにまた白みゆく空を見る夏の短い夜は長くて
10
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うすべに
つくられたみどりけなげにビルの壁 故郷をおもい終のかがやき
7
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広葉樹
散るさまに心を寄する朝となる木槿の初花とぢ落ちてをり
9
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トウジさん
会合はもっと早くに切り上げろ!これから飯を作る気もせず
4
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ななかまど
パチンコ屋の幟が風にはためいて運のよき日を願う人あり
11
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滝川昌之
その傷は心の隠し包丁さ次の恋こそ旨く沁み入る
13
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痴光山
梅雨けぶる花菖蒲園は清々といろかたちさまぞややしどけなき
5
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わをん
二人だけ ねっ転がって 見る空は 大きくきれい 夜の校庭
7
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小林道憲
親もとを離れて働く若き子に この手貸さんと われはせわしく
6
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舞
大空の青と雲とを映しては色染まりゆく紫陽花の花
10
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び わ
沖縄で赤花とよぶ美しきハイビスカスの鮮やかな色
8
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茂作
伴天連の棲まいし時を偲ぶかな 出島に遊ぶ水鳥の群れ
14
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南美帆
削除した君との画像四年分三十ギガも容量が空く
3
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宇佐木芙和子
長き睫毛の面影に焦がれては濡れる枕を誰か乾かさむ
5
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滝川昌之
愛犬が逝っていつもの散歩道たるみ引っ張るリードが見える
12
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ななかまど
こんな日は咲くのよそうか朝顔は見上げておりぬ梅雨寒の空
11
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うすべに
田鏡も稲のみどりにおおわれて 豊作いのるたこの酢のもの
7
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へし切
戦争の悲惨な記憶が消えてゆく 礎に刻むその名は悲しも
13
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fate
夏至の朝 起きなさいと声かければ 子のベッド大きく伸び縮みす
2
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夕夏
あのひとにぐうぜんであうことなどはもうないだろうときのへだたり
2
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