横井 信のお気に入りの歌一覧
び わ
最近は何をするにも慎重に幸せ第一周りの人が
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茂作
火之御子の社に生ふる山櫻 法師と童らの話し傳へる
13
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小春空
歌詠める座をつくりあぐ力のを紡げる人のたゆまぬ努力
3
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睡密堂
父の日を祝う偶然買って来たケーキとコーヒーそれから線香
5
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詠み人知らず
父の日に割引された惣菜で母娘が済ます二人の夕食
8
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ななかまど
原発の千トン千基の処理水のタンク見上げて一匹の蟻
11
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うすべに
ねぐらから潮のにおいをなつかしむ 海なき国のつばめのおしゃべり
9
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千草
逝きし日に庭の紫陽花一斉に赤く染まりて我を励ます
9
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滝川昌之
せっかくの集めた花粉落としつつマルハナバチは次の花へと
13
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睡密堂
花と香甘い干菓子を骨壷の前に供える今日は父の日
6
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夕夏
こどもちょうあんけーとないようみればこそだてなんてやっかいごとに
2
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へし切
待ち侘ぶる 見えない君を闇のなか見えないだけと 君やは在らぬ
12
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灰色猫
子供から馬鹿にされない為だけに学ぶなめくじかたつむりの違い
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松本直哉
来む世には雌雄同株の野の百合のすがたにてこそ生まれかはらめ
6
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fate
じいちゃんが 田んぼで駆使するトラクター 後ろに鷺の群れ従えて
6
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舞
青空の澄みては高く良き風の美し大地の北の国かな
8
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茂作
戸隱の奧のやしろの遠き道 夏にうぐひす鳴くを惜しまづ
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び わ
柿の実がぶらりぶらりと風に揺れ強い日差しを葉っぱがかばい
4
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KEN
幾重なす 緑哀しも 時鳥 千重頻く頻くに 一羽啼く丘
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ひなたひとみ
初めての六時堂にて母の名が呼ばれて涙、溢れてきたり
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