KENのお気に入りの歌一覧
艸介
静けさや ふと手を止めて窓を見る 蝉時雨なき空は夕立
7
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葭堂
木守り柿 亡き父に意味 教えられ 優しくせねばと 思う都会の夜
6
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葭堂
帰省して 惑う光が 蛍だと気付くまでの時間よ
3
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横井 信
まだ続くテレワークでは決まらない涼しい夏の尽きない課題
10
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灰色猫
充電をするかのように太陽を浴びつづけてはひらけひまわり
10
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灰色猫
じゃんけんで君を負かした瞬間にすべての指は武器だと気づく
9
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灰色猫
生き方をひたすら添削した後にもはやわたしがわたしではない
15
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ななかまど
田の畦の夏草刈ればさっぱりと心たのしく夏風とおる
12
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名鈴
身は内より 日ごとに生まれ 替わるなり 心の長く 続くは如何で
10
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滝川昌之
貼り付いた裏地が足を鈍くして雨だか汗だかその両方か
19
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横井 信
緩やかな朝陽のかおる夏草を踏みしめて行く濡れた足音
14
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ななかまど
車窓から見える二階の灯がきえる電車に合わす夕食ならん
11
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弥栄成就
リハビリに 君を連れ出す 花散歩 紫陽花愛でて 心もカラフル
13
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名鈴
後祭 常にも増して 静けれど 民の祈りは ことさら篤し
15
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滝川昌之
下足箱 奪い合う友 銭湯で 三番長嶋 一番の王
19
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コタロー
古池を優雅に咲きぬ蓮の花鯉がゆつくり泡を吐き出す
6
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コタロー
極樂の如く咲きたる蓮の花ひらりひらりと蝶々は飛びぬ
5
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コタロー
新緑の洒落た喫茶は賑やかで大池眺めお客はランチ
6
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滝川昌之
頭頂部 薄くなったと電線が雨後の雫でからかいやがる
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夏深
流れゆく景色がいつか懐かしき故郷に変わる車窓恋しき
10
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