詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
冬惜しむ 斑雪裝ひ 春惜しむ 霞櫻か 雨の山肌
17
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夕夏
へんかするよろこびとかなしみとえばかことみらいをおもうおもいで
5
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夕夏
すべからくこうりつえらぶこうせいはしぜんとうたのよみのこうせい
4
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みっさん
雨戸繰り新緑の林輝ける新しき朝に一歩踏み出す
15
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えんとつcafé
おそらくは一番長い旅なのに置いていかれた祖父のミノルタ
17
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翠燕
無理押して 人と足並み 揃はずも 人の数だけ 進む道あり
16
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ななかまど
詠わずにいられなこと多い日は味噌汁の湯気うまそうに立つ
14
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夕夏
しょうけんもいっしゅのでんしまねーでしょげんきんかしかすうじかならず
3
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夕夏
ころなでもすぺいんかぜのけいけんをおもいえがいてそのままにする
6
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夕夏
はっしょうごけんさのみしどうしたわけくるーずせんがぞうしょくちゅうだ
4
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恣翁
濠端の一足ごとに 広ごれる夜空に 青く草匂ひけり
16
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えんとつcafé
砂浜に捨てられている揺り椅子にときおり風が座りては去り
20
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名鈴
君に乞ふ 凍えてうずくまる我を 急ぎ抱きて 温めよ今今
11
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シン
踏みはずす時は大体やさしさにもたれ掛かってしまった時だ
9
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ななかまど
春天がプルシャンブルーを溶きたれば吾はちゃらぽこ詩人になれず
13
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シン
透明な不安に負けてしまわないように構える不織布の盾
8
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詠み人知らず
共感が無駄に虚しく違和感が皮膚感覚は同じじゃないし
5
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名鈴
興がりて 書きたる文も 侮れぬ 己顕にし 予言とならむ
13
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えんとつcafé
蝶たちは次々飛んで影だけが残る窓辺の標本箱に
11
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藤久崇
降るならば 澱まで流せ もろともに 明日は澄ませる 美空ともがな
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