falconのお気に入りの歌一覧
紫苑
自転車に羽を休めし蜻蛉あり飛び立てるまでたたずみて待つ
5
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東大寺
時が経ち 大きく変わる 世の中に 忘れ去られる 悲しみを知る
8
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紫苑
赤く乾く痩せた大地を耕しつめぐみ祈れるシチリアのひと
7
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詠み人知らず
ゆふすげを避暑地の風にそよがせて十五の私の麦藁帽子
11
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虹雲
渚から星空散歩へ飛び立てた酔いどれ仲間よ忘れじの日々
7
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紫苑
「僕のインクは白鳥の青い血で」コクトーの蒼は詩をつむぐあを
6
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紫苑
にんげんの身勝手ははやシューベルト口ずさみつつ鱒を捌けば
9
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紫苑
誰からの知らせ運ぶや黒揚羽われの周りをしばし巡りて
11
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うにうに
天才に成れぬと悟った昼下がり 青い芝生を軽く逆撫で
11
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リンダ
歌ばかり詠んでおれずに生きるため女を忘れ日々働いて
2
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浅草大将
陸奥のいはでしのぶの苦しくばいひ出の山を越にゆかまし
9
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紫苑
巴里祭に出逢い別れしひとありき記憶にねむるシャンパンの泡沫
15
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佐々一竹
薔薇色の薔薇を求める旅だった茨の道は承知の上で
8
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粕春大君
泥濘を貫き伸ぶる緒の果ては衆生救ふる蓮の台
14
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詠み人知らず
セミたちも出てきて夏も本番にお墓参りと東京都議選
4
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楓
数学が 得意と話す それだけで苦手な私 ため息ひとつ
1
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美紗
さりげない 言葉の陰に 見え隠れ 研ぎ澄まされた 別れの言葉
3
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虹雲
初夏の風渡りゆく笛の音に天女の舞よ空の琉球
3
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由良
雑草に生まれた意味は遠くても誇りに思っていいよそのまま
6
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浅草大将
音に聞く阿波の鳴門は目にも見で先づ口にする法の尊き
6
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