詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
群れ咲きのツルモモ抱きぬ牧の端に斬り立て合ふや愛憎の果て
13
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秋日好
竜田姫とはいわねども「とどめ置く」秋司るこの身にかけて
16
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ふじこ
藁焼きの風に倣いて畔行けば父の背見える秋の夕暮れ
19
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日置鳩子
百年の孤独の酒のしるしると臓腑に沁みて花となりたり
20
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へし切
小雨降るいちょう並木は街灯に影を落として黄金に映ゆる
27
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滝川昌之
いつまでも見惚れていたい夕空を釣瓶と落とす秋はつれない
28
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石川順一
コノハズクブッポウソウと間違える紅葉狩りだね本当の目的
15
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石川順一
明かり付く高速道路は植物が途切れる事無く続いて居たり
15
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灰色猫
月の降る深夜零時のブランコは悲しみたちの置き場なんだね
20
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灰色猫
真夜中の赤信号にも従って自由を求める旅をつづける
19
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吉野 鮎
吹く風に沒る陽散りばむ黄金の粒葉に憩はせて銀杏の一樹
16
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吉野 鮎
沒つる陽のやわき光は粒なして黄金にそめゆく枯芝のなだり
22
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石川順一
トンネルがやたらと多い直線路山をくりぬき近道となる
15
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横井 信
柔らかな 朝日に揺れる 赤い葉を 背筋を伸ばし 見上げて行こう
15
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横井 信
街を縫い 走るバイパス 見下ろせば 希望と不安 載せて行く人
12
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石川順一
猪のラーメン食べて生気付け円盤一つダメにした事
10
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滝川昌之
遠回りしたくなるよな月の夜は路地の屋台に特等の席
30
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へし切
見上げればまだ満ち足りぬ今日の月それでも十分きれいに見える
24
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月虹
駅前に集う人々休日の柔き心に触れる恋歌
31
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ながさき
日と風と 水と大地の 恵みうけ この星生きる 我等は人間
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