灰色猫のお気に入りの歌一覧
コタロー
島の岸大きな鳥が群がつて大きな羽根を休めをるなり
5
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コタロー
一色の朝市で食ふ鰻重はじつくり燒ゐて肉も分厚き
5
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恣翁
人は 細小魚の頃も知らで 古しとて 鼻摘むぞかし 蟹臭ひければ
14
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コタロー
佐久島の古き街道くねくねと歩けば痩せた猫が居るなり
7
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コタロー
佐久島の潮の香りの海風を兩翼廣げ鳶が舞ふなり
6
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詠み人知らず
君知らず 求め重ぬる唇に リップとふ名の 媚薬を塗るを
16
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詠み人知らず
指先でバサリバサリと札勘定 掻き数ふのは余所人の金
15
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詠み人知らず
慇懃な挨拶 してくる銀行員 預金ないのに なんかスイマセン
13
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詠み人知らず
夜半過ぎて 朝来にけらし瞼に 遮光の間ゆ 射する暁光
15
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詠み人知らず
見上ぐれば 天に月影燦然と 寂しかりけり 夢の旅路か
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び わ
娘からメロン送られ暖かき娘夫婦の気持ちかみしめ
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新座の迷い人
我が願い 満点星下で 酒飲みて 過ぎし昔を 振り返りたき
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秋日好
屋根、壁のアイビー剥がし切り戻す心は父の病床にある
15
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詠み人知らず
離れたら二度と戻りはしないのよ、あなたのもとは心地良すぎた。
4
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木タロー
iphoneの奥底秘めたデータだけ眺めて終わる今日が終わる
3
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あゆか
相槌で話せる人にされちゃった英語ひとつも喋ってないの
11
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あゆか
なりたてのママにあげたい金メダルマリア様って呼んでみようか
5
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さへき さうじん
風流の道はからきし知らねども 混じりて見たり「花戦さ」かな
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凜
ゆく道を狭めど広げど道だから 泥んこだって前進むのみ
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石川順一
葉に止まる大きなハエに驚きぬ通過する時身を屈めたり
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