詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
冷水のシャワーが焼けた肌を打つ少し痛くて少しさみしい
9
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横井 信
新しいパッケージへと手は伸びて蒸し暑い日の贅沢ビール
9
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きくゑ
小さきも大なりも梅 なごりおし 香りたつ頃 くつりとはねる
4
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滝川昌之
控えめな七夕飾りの短冊に「家ぞくりょこう」のせつなき願い
20
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へし切
凛として咲く花の如くひとり立つ 君と歩みし道をさがして
11
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艸介
遠き日の童のやふにかへりたし 想ひ馳せども 想ひ馳せども
10
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横井 信
ミスをした仕事をずっと引きずって早く目覚めた朝の珈琲
12
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滝川昌之
残り梅 墜つも墜ちぬも 風しだい 親なる枝の 先をじらして
14
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恣翁
燈明は 意味あるごとく瞬きて 耳鳴りに似し音波を発す
17
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只野ハル
ただ酔うは漂うよりもさびしく自分自身がどこにもいない
5
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へし切
梅雨空は鬱気をさそひ楽しめぬ五輪の跡の惨禍を憂ふ
14
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もちづきあきひろ
コーヒーの香りにしばし笑みうかべ恍惚のひと何を思うか
8
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恣翁
牛乳をこぼしつるごと 空白く 水溜まりにぞ 映りたりける
11
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武蔵野
目が覚めて 朝散歩して 紫陽花を やっと自然の 空気に触れて
6
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へし切
老いぬれば暮るるひと日に喜びをいつかは来たるその日のために
18
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横井 信
アサガオと並んで見てる蒼空の夏の気配に立ち上がる雲
15
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武蔵野
なぜなのか こころの病 解説受けて 敵意を抱き 乖離していた
7
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艸介
入道は青天井に倒れ臥し 大いに泣きて今日は夕立
23
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名鈴
結びてし 去年の契りを 忘れずは 行く末もこそ 頼もしく待て
11
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ryotak
世にむけて自粛のそらねをはかるひと、はな逢ふ会の席はゆるさむ
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