もみじ☆彡のお気に入りの歌一覧
横井 信
窓の外 柔らかく降るしぐれ雨静かに聴いてゆっくり眠る
12
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夢士
秋の日を受けてハンドル右ひだり峠のもみじ富士の峰白し
15
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藍子
秋の田は緑を過ぎて黄金色収穫を待つ人も小鳥も
21
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ななかまど
落ち葉には輝ける陽の記憶あり冷たい風に身を捩りたり
7
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ななかまど
吹く風にここぞとばかり葉を放つ欅清秋きっぷの良さよ
10
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石川順一
鶺鴒が更地を歩くカップルでこれから何が建つのだろうか
20
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秋日好
霜降に深まる紅葉留め置く術無き庭に小鳥群がる
13
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詠み人知らず
明け六つの鐘つく前に禅を組む若き僧侶の雑念如何に
14
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樂々
散り積もる紅葉に里は埋もれぬいづれを道と秋は往ぬらむ
7
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横井 信
水香る刈田で遊ぶ鳥の群れ陽射しの中へ輪を描き飛ぶ
15
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滝川昌之
知らぬ地で道を尋ねる行く先と別の温みも受け取りたくて
22
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ひよこ豆
突然に動きを止めて きらきらの瞳が話す 肩にトンボと
24
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へし切
古寺の苔にむもるる築山にもみぢ葉散りて秋は暮れゆく
20
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横井 信
沈みゆく夕陽に長く伸びる影 うつむいている僕を見ている
14
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KEN
奧山の 立木に絡む 蔦漆 風啼く音の 屆く程にも
13
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恣翁
荒川の 秋の水こそ冷えぬらめ 堰かるましじき 我が想ひかな
19
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夢士
霜月の風に吹かれて庭の隅独りゆらゆら河原撫子
20
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夢士
鼻のあるバス待つ僕は四年生暗闇のなか母の手にぎる
18
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詠み人知らず
もゆるごと蒜山三座錦秋の衣まといて冬引き寄せり
18
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灰色猫
ばったりと闇で出会った分身の私が私に手錠をかける
21
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