夕夏のお気に入りの歌一覧
横井 信
朝もやの向こうに昇る太陽に出会った街の静かな目覚め
9
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灰色猫
マガジンの打ち切りとなる物語すべてに明日があるわけじゃない
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灰色猫
マガジンとパンとミルクを荷に詰めて旅立ちますね少年として
21
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横井 信
柔らかな調べとなりて春雨は渇いた街をやさしく包む
19
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あかつき
たとえば きみがいなくてもこころがつよくなったこと あいしてたこと
4
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詠み人知らず
あの時はあんなに辛い赤っ恥今となってはじわじわ来ます
4
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雪柊
確執の最中に死別し吾が父に孝行せざるを悔いる冬の日
16
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雪柊
「女々しいと」空より叱る父の声涙で磨く小さな墓石
13
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詠み人知らず
亡き夫 来世があればすぐにでも 知らすといいしがまだ便りなし
7
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紫都姫
穏やかな 君の声聞き いつの間に 腕抱きて 我眠りおつ
6
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コタロー
岐阜城を彼方に望む美術館我が川柳が小さく貼られ
10
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コタロー
美術館の繪畫彫刻燒き物の本物觀れば瞳に優し
10
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コタロー
美しき日本庭園作られて鳰は潛りて魚を食べる
7
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コタロー
高々と山の頂岐阜城の遙か彼方に小さく有りぬ
15
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舞
妻の手を良い年をして怖い夢見たとも言えず探す真夜中
12
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こぐまじゅんこ
ぼんやりとすごす時間もまた楽しカフェで流れる曲を聴きつつ
6
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蔓葵
軒ちかき梅のたち枝をもる月のかげさへ匂ふ小夜の手まくら
18
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KEN
淺春の うたかたの粒 枝に留め にほい立つかな 山里の花
17
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横井 信
何気なく朝に浴びせたひと言に毛羽立つこころ鎮めて歩く
20
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うすべに
目覚めれば きみの残り香うすらいで 雪の月夜の藍に梅の香
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